歯科ラボ ブログ
競合がホームページに力を入れたから、うちも何とかしなければ・・・
知り合いに、ホームページを指摘された。。。なんとかしなきゃ・・・
集患数が少ない、WEBで集患しないと・・・・
そんなつまらない考えに振り回されていませんか?
今日は筆者である、石井が読んだ本「禅が教える”競わない”生き方」を歯科医院のWEBになぞらえてお届けしようと思います。
他人と自分を比較するのは、本当に意味がない事なんです。
他人と自分を比較するのは、悩みを伴うので、非常に疲弊します。○○よりも自分の方が優れている。○○よりも自分は劣っている。
そういった、承認欲求(誰かから認められたいと思っている)が強い人は、毎日大変そうです。
かつて、私もそうでした。
”自分は人からこう見られたい” ”自分はこうだと思われたい” ”あいつに負けたくない” ”あいつよりも優れていたい” ”あの企業に負けたくない”
毎日そんなこと考えていたので、疲弊というより、病んでいるのでは?と思ったことがあるほどに承認欲求の塊でした。
確かに、負けたくない!こうしたい!が実現欲求(実現したいという思いが強い人)であればまだしも、承認欲求だと毎日誰かに評価されないと満たされなくなるんですね。
そうやって幸せを感じることが出来なくなり、毎日苦痛に過ごす人は少なくありません。
歯科医院で言えば、他人に勝ちたい。そう思って、WEBに投資をして、きれいなサイトを作って、他人よりも優れている状態を他人に誇示していきたいのです。
そういった人が、本来あるべきWEB制作が出来ていない大きな間違いを引き起こすのです。
石井は、全く想像していないタイミングで、きっぱり承認欲求を消し去ることが出来ました。それは、他社が私の事を誹謗中傷していたのに、私を選んでくれた医院があったことです。
その出来事が何故きっかけになったかは、後程お話しするとして、「誹謗中傷してきた業者に勝った!!」なんて感じは一つもありませんでした。
穏やかに、”ただこの医院の為に頑張ろう。”と思ったのです。
石井には、他人に勝つの定義がわからなくなりました。他人に勝って得るものは、お客様に選んでいただいたという事実と、お客様への感謝の気持ちしかありません。
スポーツではないです。選ぶのはお客様なのであって、自分でも、会社でも、他人でも、他社でもありません。
何を勝ったっていっているんだろう。他人に勝ったからって何があるんだろう?と最近感じるのです。
もちろん、歯科医院も経営ですので、利益を上げたり、多くの患者様に喜ばれることは大切です。
でも、他の医院に勝つことはなんのメリットがあるのですか?地位ですか?名誉ですか?
誰かが自分よりも優れている部分が多くあったとしても、気にする必要はありません。自分にも負けない強みは必ずあります。
他人を意識する時間があるならば、自分の中の「リトル自分」と話した方が、余程有意義ですし、意味のあることだと思います。
自分に出来ることを最大限行う。その出来ることを伸ばしたいのなら、一生懸命伸ばすために頑張る。
それを患者さんに懇切丁寧に提供する。それを繰り返していけば、他人を気にする時間なんてこれっぽっちも残っていません。
もっと自分を信じて、もっと患者様を想って、研鑽と他人からの柔軟な情報収集とトレーニングを行えば、後から必ず結果はついてきます。
いらない雑念は捨てて、潔くなりましょう
私石井の場合、本を読んで、一切の雑念を捨ててみました。あと、必要のないプライドも全部捨てました。
それが、先ほど出てきた「きっかけ」に繋がるのですが、雑念と必要のないプライドを捨てたら、大きな変化が訪れました。
元々、自分の境遇を誹謗中傷するような他社とは同じでいたくなかったので、他社について誹謗中傷しないことは自分のポリシーでした。
そのお客様の前では、徹底して他者を比較しないこと。お客様の事だけを、ただひたすら考え続けて提案をしました。
お客様も赤裸々に話してくれましたが、まあ私は色んな事言われていました(笑)でも、お客様は私を選んでくれました。
私の比較をしなくなった、ブレイクスルーポイントは、ここで起こりました。
他者を意識して資料を作ったところで、お客様にベネフィットはない。ましてや、他人の文句を言う時間があるなら、もっと人のためになることをしよう。そう考えられるようになりました。
このきっかけをくれたのは、名前を出しちゃっても怒られないだろうと予測して言いますと医療法人希望会の山田先生でした。
今は弊社担当の東出が定期的に訪問していますが、私自身非常に感謝している出来事です。
Takeばかりを求めずに、Giveをいかに提供し続けられるか愚直に頑張っていれば、いずれ誰かがその努力を評価してくれるのです。
僕は、同業者に認められたいのではない。お客様や口腔内に困っている患者さんたちの為に出来ることを精一杯やり遂げることが大事なんだと思います。
チームエムでやれば結果が出る。そういってもらえる機会が多くなりましたが、僕たちは競合に勝つためではなく、患者様にとって最適なホームページを作成し、それに継続性を持たせることで、医院と患者さんの出会いをサポートしているに過ぎないのです。
チームエムが良いホームページを作成したから集患がうまくいっているのではありません。
私たちを信じて選んでくださった医院様自体が患者様の為に頑張っているから、結果的にうまくいくのです。
他人を意識するなどの、言わばどうでもよい格好つけはやめて、本気で患者様に出来る最良の治療とコミュニケーションを考えてみてはいかがですか?
WEB解析は最終的なアプローチが、改善に到達するので、どうしてもコストはかかるものです。
ただ、それが売り上げの為に誇張をして、他医院よりも良く見えるホームページを作るためにコストをかけては、患者様は不幸になるだけです。
だって、「誇張=嘘」じゃないですか。患者さんが医院に行ってから後悔することなんていくらでもあります。
チームエムは、知り合いから良い歯医者さんない?って聞かれます。
何故か?それは、ホームページだけ見て行ったけど、後悔したことがあるので、2度と失敗したくない。という理由が大半です。
ホームページで集患出来る時代だからこそ、正しい情報を誇張することなく伝える時代が来ているのです。
石井は月間10件以上解析を行なっていますが、今のホームページを悪いと言ったことはありません。誠実にストロングポイントとウィークポイント、その改善案を提出しています。
競合ではなく、あなたは何がしたい?どんな事に困っている人を助けたい?そのためにどんなアプローチをするのか?を考えてもらい、返答をもらいます。
正直言います。最終的に私たちは、先生の人柄を見ています。なぜなら最終的に意思決定するのは、「この設備で治療をしてもらおう」ではなく、「この人に治療してもらいたい」からです。
人と競うことで頑張るのではなく、競わずに、患者さんを第一に考えて、思いをもっていれば、必ず結果は出ます。
それをWEBに反映させられているか?それが大切なので、参考にしてみてください。
本日は自分の体験を通してお話をさせていただきました。
どんなに競っても、良い競争でなければ、競う意味がありません。
意味ない競争をするくらいであれば、いっそのこと競争をやめて、自分を極めてみるのも一つですよ。
自分を極めるために、勉強会や学会は必要ですし、患者さんとのコミュニケーションを極めるには接遇セミナーにでるよりは、自信で他業種のサービスを受けてみることをお勧めします。
接客のスキルが高い人よりも、話が面白い人の方が結果は良い方向に進みますよ。
今回は、思うことがあってイレギュラーなタイミングで記事を書きましたが、次回は対談記事になります。
ぜひ歯科ラボブログを読みに来てくださいね。
この記事を書いている石井は、この歯科業界に変革を起こしたいと思っています。
しかし、私は歯科医師ではありません。一方で、より患者さんに近い視点を持っていると自負をしています。
だからこそ、より患者さんの視点に立ち、この歯科医療業界のコミュニケーションを変革することが私の使命であり、チームエムの大きなビジョンになっています。
私で協力出来ることが御座いましたら、何なりとお申し付け下さいませ。
私石井の個人的なFacebookを公開しております。(最近クライアントの先生はお友達になってくれます)
また、患者さんが求めている情報とはなにか。それが現在のホームページで達成できているのか?を分析し資料にお纏めしてフィードバックをする「無料ホームページ分析」も行っています。
私達は利益の為だけでなく、歯科医院のホームページが患者さんにとって本当に大切なもので、医院側が患者さんにアプローチ出来る有用なサービスだと思っております。
ホームページが歯科医院の単なる集患ツールなだけではなく、良質な情報提供と良質なコミュニケーションをもって質の高いアクセスを集め、貢献できるようなサイト制作を心がけています。
無料分析は、私石井が責任を持って行います。
メールが入れば私が返信しますが、お電話の場合には女性スタッフが責任を持って私に橋渡しをしてくれます。
最後は宣伝になってしまって申し訳ありません。
この記事が歯科医院の皆様のお役に立つことを願っています。
チームエム株式会社
取締役 石井健太
NoImage