マウスピース矯正とは?メリット・デメリット、矯正の流れを解説

び〜ばくん
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マウスピース矯正を検討している方にとって、「ワイヤー矯正との違い」やメリット・デメリットをしっかり理解しておくことはとても大切です。

は〜子
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マウスピース矯正の仕組みや特徴をよく理解したうえで、自分に合った「歯列矯正治療」を選ぶのがベストだね!

本記事では、マウスピース矯正とは何か?といった基本的なところから、メリット・デメリット、治療の流れについてご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

目次

マウスピース矯正とは?特徴・仕組みを解説

マウスピース矯正とは一体どんな矯正方法なのか、以下では特徴や仕組みを解説していきます。

マウスピース矯正とは?

び〜ばくん
び〜ばくん

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使って歯を少しずつ動かしていく目立たない歯列矯正の方法で、見た目を気にする方におすすめの治療法です。

は〜子
は〜子

従来の矯正治療で一般的だったワイヤーやブラケットを使用せず、装着していることがほとんど分からないし、仕事中や会話の場面でも、見た目を気にせずに過ごすことができるのはマウスピース矯正の大きな魅力だよね。

び〜ばくん
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この矯正法は、1日20時間以上マウスピースを装着し、一定の期間ごとに新しい形状のマウスピースに交換していくことで、少しずつ歯を動かしていきます。

痛みや違和感も、従来のブラケット矯正よりも少ないとされており、ストレスなく続けやすい点も魅力です。

マウスピースで歯が動く仕組みは?

び〜ばくん
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人間の歯は、あごの骨(歯槽骨)に直接くっついているわけではなく、歯根膜という薄いクッションのような組織によって支えられています。

この歯根膜はマウスピースなど矯正装置による外からの圧力を感知し、骨の再構築を促す役割を持ち、それによって歯が動いていきます。

マウスピースで歯が動く仕組み

①マウスピース矯正の装置を装着
②歯に一定の力がかかることにより、歯根膜の片側が圧迫されて縮み、もう片側が引き伸ばされる
③圧迫された側では骨が吸収され、引っ張られた側では新たな骨が形成される
④歯が徐々に移動し、望ましい歯列へと整っていく

は〜子
は〜子

マウスピースによる歯の動きは、歯を土台に固定するのではなく、歯根膜を介して周囲の骨を少しずつ変化させることで成り立っているんだね!

び〜ばくん
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だからこそ、過度な力をかけすぎず、段階的に歯を移動させるために、定期的なマウスピースの交換や調整が重要になります。

見た目が目立たず、日常生活への影響も少ないマウスピース矯正ですが、その裏には生体のしくみを活用した繊細なメカニズムがあるのです。

マウスピースでどう歯が動くのかといった仕組みを理解しておくことで、より安心して矯正治療に臨めるでしょう。

マウスピース矯正のメリット

ここでは、マウスピース矯正の主なメリットについてご紹介します。
それぞれ詳しく解説していきます。

痛み・違和感が少ない

び〜ばくん
び〜ばくん

従来のワイヤー矯正では、金属製のブラケットやワイヤーが口腔内に接触するため
頬や歯ぐきを傷つけてしまう
常に異物感があるといった違和感
などが起こる可能性があります。

また、ワイヤーを調整し歯を動かしていくため、調整後しばらく痛みや違和感が出るケースも珍しくはありません。

歯列矯正経験者えみ
歯列矯正経験者えみ

私は、ワイヤー矯正で治療したよ!調整のたびに歯が絞めつけられるような鈍い痛みがある時がたまにあったかな。痛みに強い方だから全然我慢できないってほどじゃなかったけど。

は〜子
は〜子

人によっては強い痛みを感じることもあるから、治療に不安を抱える人も多くいるよね。

び〜ばくん
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一方で、マウスピース矯正は、薄くて透明な樹脂製の装置を使用するため、口の中でのゴツゴツした不快感が少なく、歯列にぴったりとフィットする設計により、金属にありがちな粘膜の傷つきや激しい痛みも大幅に軽減されます。


矯正中でも快適に日常生活を送れるという点は、マウスピース矯正ならではの大きなメリットと言えるでしょう。

矯正装置が目立ちにくい

び〜ばくん
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マウスピース矯正は、透明で薄型の装置を使用するため、装着していてもほとんど目立たず、見た目に配慮しながら治療を進められるのが大きな魅力です。

特に、人前で話す機会が多い職業の方や、結婚式・就職活動などの大切なライフイベントを控えている方にとって、矯正中であることを気にせずに過ごせるのは大きなメリットと言えるでしょう。

こうした審美面での利点から、見た目に影響が出やすいワイヤー矯正と比較して、マウスピース矯正はより多くの人に選ばれる傾向があります。金属のブラケットやワイヤーを使用しないため、日常生活でのストレスも少なく、快適に矯正治療を継続できる点が支持されています。見た目と機能性の両方を重視したい方にとって、マウスピース矯正は理想的な選択肢です。

低予算で矯正ができる

マウスピース矯正には、大きく分けて「全体矯正」と「部分矯正」があり、それぞれ治療範囲や費用が異なります。

び〜ばくん
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全体的に歯並びを整える矯正では、奥歯まで含めた調整が必要となるため、一般的な相場は60万〜100万円程度とされています。
一方で、前歯だけの軽度なズレやすき間などを整える部分矯正であれば、10万〜40万円ほどで治療が可能なケースもあります。


このように、症例や希望する仕上がりによって費用に大きな幅があるため、まずは治療の目的と範囲を明確にすることが大切です。

たとえば、見た目を重視して前歯だけを整えたい場合には、部分矯正で十分な効果が期待できる場合もありますが、全体のバランスを崩さないためには全体矯正が必要になることもあります。

また、ワイヤー矯正と比較すると、マウスピース矯正は透明で目立ちにくく、取り外しも可能であるため、見た目やライフスタイルを重視する方には特におすすめの治療法です。

自分に合った矯正プランを見つけるためには、費用面だけでなく、治療のゴールや日常生活への影響も含めて総合的に検討することが重要です。

歯科矯正にかかる費用や支払い方法、お金がないケースでの対処方法などについては以下の記事で詳しく紹介しています。

歯科矯正のお金がない!費用や支払い方法など対処法を紹介!

金属アレルギーでも治療ができる

び〜ばくん
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マウスピース矯正は、金属を一切使用しない透明なアライナーを用いる矯正方法のため、金属アレルギーのある方でも安心して治療が受けられるのが大きな特徴です。

この点は、従来のワイヤー矯正と比較した際の大きなメリットのひとつといえるでしょう。

一方で、ワイヤー矯正にも金属を使わないセラミックブラケットや樹脂製の装置などがありますが、これらは審美性やアレルギー対策に優れている反面、一般的なメタルブラケットに比べて費用が高くなる傾向があります。

そのため、コスト面を重視する方には、マウスピース矯正の方がより現実的で選びやすい選択肢になる場合もあります。

このように、装置の素材や価格帯、ライフスタイルとの相性を踏まえて、マウスピース矯正とワイヤー矯正をしっかり比較することで、自分にとって最適な治療法を選ぶことが重要です。

自分で着脱ができる

び〜ばくん
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マウスピース矯正は装置の着脱が自由にできるため、矯正中でも普段通りに食事を楽しめるのが大きな魅力です。

食事の際はマウスピースを外せばよいため、硬いものや粘着性のあるものも気にせずに食べられ、口腔内の衛生状態も保ちやすくなります。

一方で、ワイヤー矯正の場合は、固定された装置があることで食べ物が挟まりやすく、食事のたびに不便を感じる方も少なくありません。

また、ブラッシングやフロスのしづらさから、口腔ケアにかかる手間も増えるのが実情です。

このように、食事や日々のケアのしやすさにおいては、ワイヤー矯正と比べてマウスピース矯正の方がストレスが少なく、快適な生活を送りながら矯正を進められる点が大きなメリットといえます。

マウスピース矯正のデメリット

ここでは、マウスピース矯正デメリットについてご紹介します。多くのメリットを持つ治療法ですが、事前に注意すべき点を把握しておくことも大切です。

症例によっては対応が難しい

び〜ばくん
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マウスピース矯正は、軽度〜中程度の歯並びの乱れに適した矯正方法であり、見た目の自然さや快適さから非常に人気があります。

しかし、すべての症例に対応できるわけではなく、治療の適応には注意が必要です。


たとえば、抜歯が必要なケースや、歯が重なり合っている状態である叢生(そうせい)が重度の場合、歯の移動量が大きくなるため、マウスピース単独での矯正は難しいとされることがあります。

また、骨格に関わる問題を抱える顎変形症など、外科的手術を伴うような症例も、マウスピース矯正では対応が困難であることが一般的です。

近年は技術の進化により、かつては対応できなかったような複雑な症例でも、マウスピース矯正が可能になるケースも増えてきました。しかし、ワイヤー矯正に比べると、歯の細かなコントロールや複雑な動きへの対応力には依然として限界があるのが現状です。

そのため、自分の歯並びや治療内容に最適な矯正方法を選ぶには、経験豊富な歯科医師としっかり相談することが欠かせません。マウスピース矯正が本当に適しているのか、もしくはワイヤー矯正や両者の併用が必要なのかを、専門的な視点から見極めてもらうことが重要です。

装着時間が約20時間と長い

び〜ばくん
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マウスピース矯正は、透明な矯正装置を自分で着脱できる点が大きな特徴ですが、しっかりと効果を得るためには、1日あたり17〜20時間の装着を守ることが重要です。

食事や歯磨きのとき以外は基本的に装着し続ける必要があり、使用時間が短いと歯の移動が予定通り進まないことがあります。


ただし、食事中にはマウスピースを外せるため、従来の矯正のように装置に食べ物が絡まる不快感がなく、好きなものを自由に楽しむことができます。

また、歯磨きもいつも通りにできるため、口腔内を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクも抑えられます

さらに、毎日使うマウスピースは衛生的に保つことも重要です。正しい洗い方としては、ぬるま湯でやさしく洗うのが基本で、熱湯や研磨剤入りの歯磨き粉は素材を傷める原因になるため避けましょう。専用の洗浄剤や中性洗剤を使うのもおすすめです。

このように、マウスピース矯正では装着時間の管理だけでなく、適切な洗い方や日々のケアも効果を最大限に引き出すための大切なポイントです。日常のルーティンに自然に取り入れることで、快適に矯正を進めることができるでしょう。

装着中の飲食はできない

び〜ばくん
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マウスピース矯正では、装着中に飲食できるのは基本的に水や無糖の炭酸水に限られており、それ以外の飲み物や食事をする際には、マウスピースを取り外す必要があります。

そのため、頻繁に食事を取る方や、間食の多い方には最初は少し手間に感じられるかもしれません。


しかし、マウスピースは着脱が非常に簡単で、慣れれば数秒で取り外し・装着ができるようになります。

さらに、食事のたびに外すことが前提であるからこそ、装置に食べ物が挟まる心配がなく、好きなものを自由に楽しめるというメリットもあります。従来のワイヤー矯正のような食事制限がないのは、大きな利点です。

「矯正中でも好きな食事を楽しみたい」「見た目にも配慮したい」という方には、マウスピース矯正は非常におすすめの治療方法です。

快適さと自由度の高さを両立したい方にこそ、検討していただきたい選択肢です。

マウスピース矯正にかかる費用は?

び〜ばくん
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マウスピース矯正の費用は、治療の範囲や使用する装置、通院する歯科医院の方針によって異なりますが、一般的な相場としては、全体矯正で60万~100万円、部分矯正であれば10万~40万円程度とされています。


この費用にはさまざまな項目が含まれており、初診時の検査費用や診断費用、マウスピース型装置の作製費用、通院時の調整費用などが代表的です。

さらに、矯正治療終了後に必要となる保定装置(リテーナー)の費用も、合計金額に含まれている場合があります。

矯正治療で歯並びが整った後も、後戻りを防ぐためにリテーナーによる保定が欠かせません。

これは、治療の「仕上げ」であり、歯を安定した位置に固定するための重要なプロセスです。保定期間は症例によって異なりますが、半年から数年にわたることもあり、保定装置の管理や継続的な通院が必要となる場合があります。

こうした背景からも、マウスピース矯正を検討する際は、単に本体の矯正装置の費用だけでなく、アフターケアを含む全体の費用構成を理解しておくことが大切です。

費用に含まれる内容や、保定装置の有無については、カウンセリングの際にしっかりと確認するようにしましょう。

部分矯正:10万〜40万円

前歯など見た目に影響しやすい部分だけを整えたい方には、部分矯正がおすすめです。

特に軽度の症例に適しており、限られた範囲での歯並びの調整が目的となるため、費用や治療期間を抑えられるケースが多いのが特徴です。

び〜ばくん
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部分矯正の相場は一般的に10万〜40万円程度とされており、全体矯正(60万〜100万円)と比較して、かなりリーズナブルに始められます。



とくに「前歯の見た目だけ気になる」「噛み合わせには問題がない」といった方にとっては、コストパフォーマンスの高い治療法と言えるでしょう。

ただし、部分矯正では奥歯の動きや噛み合わせの改善までは対応が難しいため、全体のバランスに関わるような症例の場合は、全体矯正が必要となるケースもあります。そのため、自分の状態が部分矯正で対応できるかどうかを判断するには、専門医による診断が欠かせません。

見た目の印象を手軽に整えたい方、コストを重視する方には、部分矯正は非常におすすめの選択肢です。たとえば、hanaravi(ハナラビ)では30万円、45万円、60万円の3つのプランから選べる「総額制」を採用しており、追加の費用が原則発生しない明確な料金体系も安心材料となります。月々3,600円からの分割払いにも対応しているため、予算に不安がある方でも気軽にスタートできます。

まずは自分の歯並びの状態を確認し、自分にとって最適な矯正方法を検討してみましょう。見た目の改善を叶えつつ、費用と効果のバランスを重視する方には、部分矯正はとても有力な選択肢です。

全体矯正:60万〜100万円

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マウスピース矯正で歯列全体を整える場合の費用は、一般的に60万〜100万円が相場とされています。

これは奥歯まで含めた包括的な治療が行われるため、噛み合わせの改善にもつながり、見た目だけでなく機能面でも大きな効果が期待できるのが特徴です。

一方で、前歯など一部の歯並びだけを整える部分矯正であれば、10万〜40万円ほどとされており、治療の範囲が限定的であるぶん費用も抑えられます。

歯列全体の矯正と比較すると、部分矯正は短期間・低コストで済むため、特定の悩みだけを改善したい方にとっては非常に有効な選択肢です。

ただし、実際の費用は使用するマウスピースブランドや、患者ごとの歯並びの状態、さらには治療期間や通院回数によっても変動するため、正確な見積もりを知るには歯科医院でのカウンセリングが欠かせません。

自分に合った治療方法と費用のバランスをしっかり考慮しながら、納得のいく矯正プランを見つけることが大切です。

マウスピース矯正費用の平均金額や相場については以下の記事で解説しています。さらに詳しく知りたい方は以下のページも参考にしてみてください。

マウスピース矯正費用平均金額・相場は?ブランド別比較と注意すべきポイントを紹介

マウスピース矯正の流れ

び〜ばくん
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マウスピース矯正は、透明で取り外し可能な矯正装置を用いて理想的な歯並びを目指す治療方法で、見た目の自然さと快適な使用感から人気を集めています。

ここでは、その基本的な流れとともに、治療にかかる期間や費用、治療後の保定について解説します。

【マウスピース矯正の流れ】



1. カウンセリング
 まずは専門医とのカウンセリングで、自分の歯並びの悩みや希望、治療の費用について話し合い、大まかな治療計画を立てます。

2. 検査
 口腔内をチェックし、虫歯や歯周病の有無を確認。問題がある場合は、矯正前に治療を行います。

3. 歯型の作成
 検査結果に問題がなければ歯型を採取し、自分専用のマウスピースを作製します。最近ではデジタルスキャンによる精密な型取りも主流になっています。

4. 治療計画の作成
 歯型のデータをもとに、歯の動かし方や期間を含めた具体的な治療計画が立てられます。

5. 矯正治療の開始
 作成されたマウスピースを装着し、治療をスタート。マウスピースは数週間ごとに交換しながら、段階的に歯を動かしていきます。

6. 定期的なメンテナンス
 矯正中は数ヶ月ごとに歯科医院を受診し、進行状況のチェックや必要に応じた調整を行います。

7. 保定・アフターケア
 矯正終了後には、歯が元の位置に戻ろうとするのを防ぐために「保定装置(リテーナー)」を装着します。保定期間は歯並びの状態によって異なりますが、数ヶ月から数年にわたることもあります。

【治療期間】



期間は症例によって異なりますが、軽度の部分矯正であれば3〜6ヶ月、全体矯正では1〜2年程度が一般的です。

カウンセリング

マウスピース矯正を検討する際は、まず歯科医院でカウンセリングを受けることから始まります。

カウンセリングでは、歯科医師が口腔内の状態を丁寧にチェックし、歯並びの状態や噛み合わせを確認したうえで、マウスピース矯正が適しているかどうかを判断します。

その際、治療にかかる期間やおおよその費用についても説明を受けられます。

たとえば、軽度の矯正であれば期間は3〜6ヶ月程度で済む場合がありますが、歯列全体を整える場合は1年〜2年ほどかかるケースもあります。

費用に関しても、治療範囲や使用する装置によって異なりますが、部分矯正であれば10万〜40万円、全体矯正では60万〜100万円程度が一般的な相場です。

事前にこうした情報をしっかり把握することで、自分に合った治療プランを立てやすくなり、安心してマウスピース矯正をスタートすることができます。

検査・診断

マウスピース矯正を始めるまでのステップは、事前のカウンセリングから始まります。歯並びやお悩み、治療の方向性について専門医と話し合い、内容に納得できたら次のステップとして精密検査に進みます。

この検査では、口腔内の状態を詳細に確認し、必要に応じてレントゲン撮影や3Dスキャンなどが行われます。そのデータをもとに、数週間後には治療計画(プラン)が作成され、具体的なマウスピースの動きや治療の流れが提示されます。

たとえばhanaraviでは、矯正開始前に患者の歯を3Dスキャンし、マウスピース矯正によって歯がどのように動いていくかを動画で確認できます。これにより、矯正後の仕上がりイメージを事前に把握したうえで安心して治療をスタートできるのが特徴です。

治療計画に納得できたら、いよいよマウスピース矯正の開始です。

透明で目立ちにくいマウスピースを装着し、段階的に歯並びを整えていきます。矯正を始める前には、ぜひ気になるクリニックを見つけて、無料相談を予約してみるのがおすすめです。自分に合った治療を見つける第一歩になります。

矯正期間

マウスピース矯正では、治療中に透明な矯正用マウスピースを1日20時間ほど装着し続けることが基本となります。

この装着時間をしっかり守ることで、計画通りに歯並びを動かしていくことができ、スムーズな治療進行につながります。

治療の期間は症例によって異なりますが、軽度の歯並びの乱れであれば数ヶ月、全体的な矯正が必要な場合は1年〜2年程度が目安とされています。マウスピースはおよそ1〜2週間ごとに新しいものに交換され、段階的に歯を理想の位置へと導いていきます。すべてのマウスピースを使い終えたときに、計画通りの歯並びになっていれば治療完了となります。

また、治療中は通常、数ヶ月ごとに経過観察のための通院が必要ですが、近年ではマウスピース矯正ブランドの中には、オンラインでの経過確認に対応しているところもあります。たとえば、hanaravi(ハナラビ)では遠隔モニタリングが可能なため、特別な処置が必要な場合を除けば、通院の手間を減らしながら治療を進めることができます。

このように、マウスピース矯正は治療の期間や通院頻度を柔軟に調整できる点でも、多忙なライフスタイルを送る方にとって非常に魅力的な選択肢となっています。自分の歯並びに合ったプランを立てることで、快適かつ効率的に矯正治療を進められるでしょう。

保定期間

矯正治療が完了した後は、「保定期間」と呼ばれる大切なフェーズに入ります。

この保定とは、せっかく整えた歯並びが元の位置に戻ってしまう「後戻り」を防ぐために行う処置であり、矯正の効果を長く維持するためには欠かせないステップです。

保定装置には「リテーナー」と呼ばれる器具が使われ、これは一定時間装着し続けることで、歯が安定した位置に留まるようサポートします。種類としては、透明で取り外しが可能なマウスピース型のリテーナーや、歯の裏側にワイヤーを固定するタイプなど、見た目や使用感、ライフスタイルに合わせて選ぶことができます。

保定期間は、一般的に矯正にかかった期間とほぼ同じとされており、例えば1年かけて矯正した場合は、同じく約1年間の保定が必要とされるのが基本です。さらに、初期段階では毎日長時間の装着が求められますが、時間の経過とともに装着時間を徐々に減らしていくケースが一般的です。

費用に関しては、リテーナーの作製や調整にかかるコストが含まれ、相場としては2〜3万円程度が目安となっています。ただし、使用する保定装置の種類やクリニックの方針によっては、それ以上の費用が発生することもあるため、矯正開始前にしっかり確認しておくことが大切です。

保定を怠ると、数ヶ月で歯並びが元に戻ってしまうこともあるため、矯正治療と同じくらい丁寧な管理が必要です。理想の歯並びを長くキープするためには、正しい装着習慣と定期的なメンテナンスを続けることが何より重要です。

マウスピース歯科矯正でよくある質問

最後に、マウスピース矯正に関してよくある質問とそのポイントを解説します。治療を始める前に不安を感じやすい部分ですが、正しい知識をもって検討することで、納得のいく選択がしやすくなります。

マウスピース矯正の痛みはどれくらい?

び〜ばくん
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マウスピース矯正に興味があっても、「痛みに耐えられるか不安…」という声は少なくありません。

確かに、歯を動かすという特性上、矯正治療には多かれ少なかれ痛みを伴うことがあります。ただし、それは一時的なものであり、ほとんどの人が我慢できないほどの強い痛みを感じることはありません。


実際に、マウスピース矯正を受けた患者を対象に行われた調査では、「ほとんど痛い期間がなかった」と答えた人が多いという結果も出ています。また、「痛みを感じた」と回答した人でも、装着から2~3日以内には症状が落ち着き、それ以降は快適に矯正を続けられたという声が多く寄せられています。

ただし、マウスピースの装着時間(1日20時間以上)を守らないと、計画通りに歯が動かず、痛みが長引いたり、治療期間が延びてしまう可能性もあります。

無理に装着を続けたり、自己判断で中断するのは逆効果になることもあるため、医師の指示に従いながら慎重に進めることが大切です。

このように、マウスピース矯正の痛みは多くの場合、一時的で軽度。万が一痛みが続く場合でも、歯科医に相談することで適切に対応してもらえます。不安を感じる方は、事前にしっかり相談しておくと安心です。

どれくらいで治療が完了する?

び〜ばくん
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マウスピース矯正の治療期間は、矯正前の歯並びの状態や治療の範囲によって大きく異なります。
一般的に、全体的な歯列矯正を行うケースでは、約1~2年を目安とするのが一般的です。

これは、奥歯を含めて歯列全体をゆっくりと動かしていくため、一定の期間が必要となるためです。

一方で、軽度の歯列の乱れや部分矯正であれば、より短い期間で治療が完了するケースもあります。特に前歯のすき間や軽度のガタつきなど、限られた範囲の調整で済む場合には、数ヶ月での完了も可能です。

このように、マウスピース矯正は症状に応じて柔軟に対応できるのが特徴で、自分の歯並びの状態に合わせたプランを立てることで、効率的かつ負担の少ない矯正治療が実現できます。

正確な期間を把握するには、まずは歯科医院でのカウンセリングと診断を受けることが第一歩です。

マウスピースは一日何時間つける?

び〜ばくん
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マウスピース矯正では、1日20時間以上の装着が基本ルールとなっており、この装着時間を守ることが治療の成功に直結します。

装着時間が不足すると、歯が計画通りに動かず、治療の期間が延びてしまう可能性があります。

また、治療が長引くことによって、追加のマウスピース作製や再診の対応が必要になるケースもあり、想定外の費用が発生するリスクもあります。

そのため、指定された装着時間をしっかり守ることが、結果的に期間と費用の負担を抑えるポイントです。

計画通りに治療を進めるためには、自己管理が重要となるマウスピース矯正ですが、その分、見た目の自然さや取り外し可能な利便性など、多くのメリットが得られます。

時間とコストを無駄にしないためにも、医師の指示通りに着用し、定期的なチェックを欠かさないことが大切です。

マウスピース一枚で歯はどれぐらい動く?

び〜ばくん
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マウスピース矯正では、1枚あたりで歯が動く距離はおよそ0.25mm程度とされています。

これは、矯正ブランドや個人の症例によって若干異なる場合もありますが、基本的にゆっくりと段階的に歯を移動させていく設計になっています。


一度に急激に歯を動かしてしまうと、歯の根や歯を支える周囲の組織に過度な負担がかかり、ダメージや炎症を引き起こすリスクがあります。

そのため、マウスピース矯正では安全性と効果を両立させるために、少しずつ、確実に歯を動かすプログラムが採用されているのです。

このように、見た目の美しさだけでなく、歯と口腔全体の健康を守りながら治療を進められるのが、マウスピース矯正の大きな魅力のひとつです。

歯科矯正後の見た目・顔の変化については以下の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

歯列矯正後に顔は変わる?顔の変化や治療の注意点などを解説!

マウスピース矯正で失敗するケースは?

び〜ばくん
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マウスピース矯正は、目立たず快適に行える矯正治療として人気ですが、ワイヤー矯正と比べると、症例によっては効果が現れにくいケースもあります。

特に装着時間が不十分な場合、歯が計画通りに動かず、治療が長引いたり、最終的な仕上がりに影響することがあります。


また、矯正治療が完了した後も重要なのが「保定」です。歯は移動後も元の位置に戻ろうとする性質があるため、治療後には必ず「保定装置」を使用して、歯並びを安定させる必要があります。

この保定を怠ると、せっかく整えた歯が後戻りし、治療の効果が台無しになってしまうリスクも高まります。

保定装置には、取り外し可能なマウスピース型や、歯の裏側に固定するワイヤー型などさまざまなタイプがあり、それぞれのライフスタイルや症例に応じて選ぶことが可能です。どのタイプを選ぶにしても、医師の指示に従って適切に装着し続けることが、矯正治療の成功には欠かせません。

マウスピース矯正での治療が難しい歯並びは?

び〜ばくん
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マウスピース矯正は、見た目が自然で取り外しも可能なことから、多くの人に選ばれている矯正方法ですが、すべての歯並びや症例に適しているわけではありません。

事前に適応条件をしっかり理解しておくことが、満足度の高い治療につながります。


たとえば、マウスピース矯正が向いていないとされる症例には、重度の不正咬合(噛み合わせのズレが大きいケース)や、歯列ではなく顎の骨格そのものに問題があるケースが挙げられます。

こういった場合には、マウスピースだけでは対応が難しく、外科的処置やワイヤー矯正との併用が必要になることもあります。

また、マウスピース矯正は、装置を1日20時間以上装着しなければならないため、自分でしっかりと装着時間や交換スケジュールを管理する必要があります。

自己管理が苦手な方には難しいとされる一方で、たとえばLINEで装着や交換タイミングをリマインドしてくれるサービスを提供しているブランドもあり、サポート体制が整っている矯正プランはとてもおすすめです。

自分の歯並びがマウスピース矯正に適しているかどうかは、医師による診断が欠かせません。自分に合った方法を選ぶためにも、まずは無料相談やカウンセリングを活用して、適切なプランを検討することが大切です。

管理しやすくて美しく整う方法をお探しの方には、サポート体制の整ったマウスピース矯正が非常におすすめです。

マウスピース矯正は出っ歯になりやすい?

び〜ばくん
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マウスピース矯正は目立たず快適に矯正治療が行える点で人気がありますが、ワイヤー矯正と比較すると、特定のケースでは注意が必要です。

とくに「矯正後に前歯が出っ歯のようになってしまった」という声が上がることがありますが、その背景にはいくつかの要因が存在します。


ひとつは、マウスピース矯正の構造上、歯を後方へ強く引っ張る力が弱いため、前歯をしっかりと後ろに下げるのが苦手とされている点です。

とくに抜歯が必要なほどスペースを作らなければならない症例では、歯の動かし方に制限が生じることがあります。

その結果、必要な抜歯をせずに治療を進めてしまうと、スペース不足により歯並び全体が前方に押し出され、仕上がりに不満を抱くリスクが高まります。

ただし、これらのトラブルの多くは、歯科医師の技術や診断力、患者とのカウンセリング不足に起因していることが少なくありません。適切な診断を受け、マウスピース矯正とワイヤー矯正のどちらが自分の症状に合っているかを正しく見極めることが非常に重要です。

「出っ歯になったらどうしよう…」という不安がある方も、まずは信頼できるクリニックで無料相談を受け、自分に最も適した歯科矯正方法を見つけることが大切です。経験と実績に基づいた診断と丁寧な対応が、満足のいく結果につながります。

矯正ブランドによって治療効果が変わる?

び〜ばくん
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マウスピース矯正は、ブランドや提供する歯科医院によって、対応可能な治療範囲が異なります。

中には部分矯正のみに対応しているブランドもあれば、前歯だけでなく奥歯を含めた全体の矯正にまで対応しているブランドもあります。


自分にとって適切な治療法や費用の目安を知るには、まずは専門の歯科医師とのカウンセリングや無料相談を受けるのがおすすめです。
マウスピース矯正を始めたいけれど不安がある方は、LINEなどで気軽に相談できるサービスも活用してみてください。

マウスピース矯正は保険適用される?

び〜ばくん
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一般的に、マウスピース矯正を含む歯科矯正は「自由診療(自費診療)」に分類されるため、治療費には原則として保険適用がされません。

特に前歯のズレや見た目の改善を目的とした矯正治療は、審美的な理由と見なされるため、すべて自己負担となります。


しかし、例外的に保険適用となるケースも存在します。公益社団法人日本矯正歯科学会の指針によると、以下のような状況では保険が適用される可能性があります。

1. 厚生労働大臣が定める疾患による咬合異常
2. 永久歯の前歯3歯以上が萌出(生えてこない)せず、外科的処置(埋伏歯開窓術)が必要な場合
3. 顎変形症(顎離断等の外科手術が必要なもの)



とくに3番目の顎変形症は、顎の骨格に明らかな異常があり、外科手術と矯正治療を併用して機能的な改善を図る場合に限り、矯正治療であっても保険適用の対象になります。

こうしたケースでは、事前の医師の診断や所定の医療機関での治療計画が必要です。

ただし、マウスピース矯正はその特性上、自由診療で行われることがほとんどであり、保険対応の必要がある重度の症例(たとえば顎変形症)には、通常はワイヤー矯正と外科処置の併用が提案されることが多いです。

そのため、現在の歯並びや症状が保険適用の対象になるかどうかは、歯科医師による正確な診断が不可欠です。

矯正治療を検討する際は、自費と保険の違いや、該当する症例があるかどうかを事前に確認し、納得したうえで治療を進めることが大切です。

マウスピース矯正中のホワイトニングはできる?

び〜ばくん
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マウスピース矯正は、歯列を整えるだけでなく、ホワイトニングとの併用がしやすい点でも注目されています。装置が取り外し可能なため、治療中でもホームホワイトニングやオフィスホワイトニングが無理なく行えるのが大きなメリットです。

一方で、ワイヤー矯正では、装置が歯の表面に固定されているため、ホワイトニング剤が均一に行き届かず、十分な効果が得られにくいというデメリットがあります。

また、ワイヤー周辺の清掃も難しく、薬剤が残りやすい点から、ホワイトニングとの併用には制限が出てくることも。

この点、マウスピース矯正であれば矯正装置を外した状態で歯に直接ホワイトニング処置ができるため、仕上がりの美しさを求める方には非常に効果的です。

「歯並びも白さも一緒に整えたい」という方には、効果と美しさを両立できるマウスピース矯正がおすすめです。

見た目の改善をトータルで叶えたい方は、まずは専門クリニックで無料相談を受けてみるのが第一歩です。

ワイヤー矯正とマウスピースの併用はできる?

マウスピース矯正は目立ちにくく取り外しも可能なため、見た目や快適さを重視する方に非常におすすめの矯正方法です。しかし、すべての症例に対応できるわけではなく、歯の大きな移動や複雑な噛み合わせ調整を必要とするケースでは、限界が生じることもあります。

び〜ばくん
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そこで近年注目されているのが、マウスピース矯正とワイヤー矯正を併用する治療スタイルです。

たとえば、治療の初期段階でワイヤーを使って大きく歯を動かし、その後の仕上げをマウスピース矯正で行うという方法もあります。

これにより、単独の治療では難しかったケースにも柔軟に対応できるようになり、理想的な歯列へと導きやすくなります。



複雑な症例ほど、どちらか一方の手法に固執するのではなく、患者の状態に合わせて最適な治療計画を組み立てることが重要です。そのため、マウスピース矯正ワイヤー矯正の両方の技術に精通した専門医に相談することが強くおすすめされます。

一人ひとりの症例に合わせて最適な矯正法を選べば、見た目だけでなく機能性にも優れた仕上がりが期待できます。まずは、実績のある矯正専門クリニックでカウンセリングを受けて、自分に合った治療法を見つけましょう。

子供と大人のマウスピース矯正に違いはある?

び〜ばくん
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マウスピース矯正は、年齢や目的に応じて治療内容が異なります。
特に大人向けの矯正では、見た目の美しさと機能性の両立が求められるため、計画的かつ精密なアプローチが必要です。

子どもの場合、成長期を利用して顎の発育を促し、将来的に理想的な歯並びを形成することが主な目的です。比較的シンプルな構造のマウスピースを使用し、短時間の装着でも十分な効果が期待できる点が特徴です。

一方、大人のマウスピース矯正では、すでに成長が完了した骨格の中で歯を動かす必要があるため、治療にはより繊細で継続的な対応が求められます。

大人の矯正では、透明で目立ちにくいマウスピースを個別に作製し、1日20時間以上の装着が基本です。

これにより段階的に歯並びを整えていきますが、装着時間が不十分だと期待する効果が得られないこともあるため、自己管理がとても重要になります。

また、途中で装着が途切れたり自己管理が甘くなると、治療計画どおりに歯が動かず、治療期間が延びる可能性もあるため注意が必要です。

このように、マウスピース矯正は子どもと大人でアプローチが異なりますが、どちらにも確かな効果が期待できる治療方法です。

特に大人で「仕事中も目立たない矯正をしたい」「周囲に気づかれずに歯並びを整えたい」と考える方には、非常におすすめできる選択肢です。

マウスピース矯正ができる歯科を選ぶポイント

び〜ばくん
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マウスピース矯正ができる歯科を選ぶ際のポイントがいくつかあるのでご紹介します。

自分に合った矯正装置・治療方針を選ぶことができるか

び〜ばくん
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歯科矯正を成功させるために重要なのが、自分の症例やライフスタイルに合った矯正装置を選ぶことです。

現在はマウスピース矯正やワイヤー矯正など、多くの種類の矯正方法が存在しており、それぞれにメリットとデメリットがあります。

たとえば、マウスピース矯正は透明で目立たず、取り外しも可能なため、見た目や日常生活への影響を抑えたい方にとって大きなメリットがあります。

装着中でも周囲に気づかれにくく、食事や歯磨きも普段通りにできる点が魅力ですが、装着時間を守れないと十分な効果が得られないという注意点があります。

また、重度の歯並びの乱れには対応できないケースがある点も、事前に理解しておく必要があります。

一方で、ワイヤー矯正は複雑な歯の移動や大きな矯正力が必要な症例に強いという特徴があります。

細かな調整が可能という大きなメリットがある反面、装置が目立ちやすく、食事やケアが難しいといったデメリットも否めません。

このように矯正方法ごとに明確な違いがあるため、希望する矯正法が自分の歯並びに本当に適しているかどうかは、精密な診断を受けてみないと判断できない場合もあります。

その際、もしマウスピース矯正が適応外だったとしても、すぐに別の選択肢(ワイヤー矯正など)を提案してくれる柔軟な対応ができるクリニックを選ぶことが重要です。

特に、マウスピース矯正とワイヤー矯正の両方を取り扱っている歯科医院であれば、それぞれの特徴を踏まえたうえで、個々の状況に合った最適な治療計画を立ててもらえる可能性が高まります。

理想的な歯並びを手に入れるためには、技術力だけでなく、患者に寄り添った選択肢を提示できる歯科医院選びが何より大切です。

まずは無料相談などを活用し、自分に合った矯正方法を見つける第一歩を踏み出しましょう。

歯科医師の技術力が高いのか

び〜ばくん
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マウスピース矯正は、見た目の自然さと取り外しの自由さから多くの人に選ばれていますが、適切な治療を行わなければ失敗のリスクもあることを理解しておく必要があります。

とくに重要なのが、治療を担当する歯科矯正医の技術と経験です。

従来のワイヤー矯正と同様に、マウスピース矯正も歯の動きを精密に設計し、段階的に進める高度な専門知識と判断力が求められます。

適切な計画が立てられていないと、理想の歯並びにならない/治療期間が長引く/噛み合わせが悪化するなどの失敗につながるおそれがあります。

しかし、歯科知識のない患者にとって、医師の実力を見極めるのは簡単なことではありません。

そこで信頼性の指標として活用できるのが、「日本矯正歯科学会の認定医」や「指導医」の資格です。

これらは、全国に7,000人ほどいる会員のなかでも、一定の経験・実績・知識を持ち、厳しい基準をクリアした歯科医師にのみ与えられる資格です。

日本矯正歯科学会は、歯並びの審美的改善だけでなく、噛み合わせなどの機能面も重視した最新の歯科矯正医療の研鑽を推進しています。

そのため、認定医や指導医として活動している歯科医師に矯正を任せることで、マウスピース矯正の失敗リスクを大きく軽減することができます。

これから矯正治療を検討している方は、まずは信頼できる歯科医院を選び、自分の症例に合った最適なプランを提案してくれる専門医に相談することが大切です。

満足のいく結果を得るためにも、医師選びの基準として「認定医かどうか」をぜひチェックしてみてください。

治療前の説明は丁寧か

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矯正治療を安心して受けるためには、治療の技術力だけでなく、治療前の説明が丁寧かどうかも非常に重要なポイントです。

特に費用に関する説明が曖昧なまま契約を進めてしまうと、後々のトラブルにつながる可能性があります。


信頼できるクリニックは、治療の流れや期待できる効果、リスク、そして具体的な費用についてもしっかりと時間をかけて説明してくれます。

たとえば、「追加料金が発生するタイミングはいつか」「装置の交換費用は含まれているか」「保定装置や定期メンテナンスの費用は別なのか」など、細かい部分まで明示してくれるかどうかが、安心できる医院かを見極めるポイントです。

逆に、十分な説明もなく検査や契約を急がせるクリニックは注意が必要です。

そうした対応のまま治療を始めてしまうと、想定外の費用がかかったり、治療内容に納得がいかなくなることもあります。

患者側も、説明を「なんとなく」聞き流すのではなく、わからないことはその場で必ず確認し、疑問を解消してから治療に進むよう心がけましょう。

納得のいく矯正治療を受けるためには、技術力と同じくらい、信頼関係と丁寧なコミュニケーションが大切です。

マウスピース矯正以外の矯正方法は?特徴と費用を紹介

び〜ばくん
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歯科矯正にはさまざまな種類があり、代表的なものとしては「マウスピース矯正」「表側矯正(ワイヤー矯正)」「裏側矯正(リンガル矯正)」「セラミック矯正」の4つが挙げられます。

それぞれにメリット・デメリットがあり、治療の目的やライフスタイル、費用に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。

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矯正方法メリットデメリット費用相場治療期間の目安
表側矯正(ワイヤー矯正) ・適応症例が幅広い(軽度〜重度まで対応)
・自己管理が不要(装着忘れの心配がない)
・症例によっては期間が短くなる場合も
・装置が目立ちやすい
・痛み・違和感が出やすい
・食事がしづらい(詰まりやすくケアが必要)
・定期調整が必要(月1回程度)
全体:60〜130万円
部分:30〜60万円
約2〜3年(症例による)
裏側矯正(ワイヤー矯正) ・目立たない(装置が歯の裏側)
・適応症例が広い(軽度〜重度まで対応)
・自己管理が不要
・費用が高額になりやすい
・痛みや違和感/話しづらさが出やすい
・食事が不便(裏側に挟まりやすい)
・定期的な調整が必要(月1回程度)
全体:100〜170万円
部分:40〜70万円
おおよそ2〜3年(長期になる場合も)
ハーフリンガル矯正(ワイヤー矯正) ・目立ちにくい(上は裏側装置)
・重度の症例にも対応可能
・装着時間の管理不要(固定式)
・フル裏側より費用を抑えやすい
・違和感・発音への影響(上顎の裏側装置)
・下は表側のため完全に見えないわけではない
・食事中に詰まりやすい
・定期的な調整が必要(月1回程度)
全体:80〜130万円
部分:30〜70万円
2〜3年(症状・装置により前後)
セラミック矯正 ・期間が短い(数週間〜1ヶ月程度が多い)
・歯並びだけでなく色・形も整えられる
・自己管理が少なく忙しい方にも向く
・健康な歯を削る必要がある(不可逆的)
・長期的なメンテナンスが必要
・費用が高額になりやすい(複数本だと総額増)
1本:8〜18万円
※本数により総額が変動
数週間〜1ヶ月程度


治療の成功には、単に費用や見た目だけでなく、自分の症例や生活習慣に合った方法を見極めることが欠かせません。カウンセリングを通じて、自分に最適な矯正方法を見つけましょう。

裏側矯正(ワイヤー矯正)

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裏側矯正(リンガル矯正)は、歯の裏側(舌側)にワイヤー型の装置を装着して歯を動かしていく種類の矯正治療で、「矯正中であることを周囲に知られたくない」という方に特に人気があります。

治療中でも目立たないという点が最大のメリットであり、仕事上の制約がある方や人前に立つ機会の多い方には非常に魅力的な選択肢です。

メリット
目立たない:
装置が歯の裏側にあるため、見た目に気づかれにくい
適応症例が広い: 軽度から重度まで、幅広い歯並びの症例に対応可能
自己管理が不要: 取り外し式ではないため、装着時間を管理する必要がない

デメリット
費用が高額:
表側矯正よりも高度な技術を要するため、費用が高くなりやすい
痛みや違和感が出やすい: 舌側に装置があることで、舌に当たって痛みや話しづらさ、違和感を覚えることがある
食事が不便: 歯の裏側に食べ物が挟まりやすく、食事中のストレスが増える傾向がある
定期的な調整が必要: 歯の動きに応じてワイヤーの調整が必要になり、月に1回程度の通院が求められる

費用・期間
全体矯正の費用相場
:100万〜170万円
部分矯正の費用相場:40万〜70万円
矯正期間の目安:おおよそ2〜3年(症例によってはさらに長期の場合も)






裏側矯正は、見た目への配慮を最優先したい方にとっては非常にメリットの多い治療法です。一方で、費用や痛み、食事中の不便さなど、いくつかのデメリットも伴います。とくに重度の症例や、発音への影響を心配する方は事前の十分な説明を受け、納得したうえで選択することが重要です。

矯正治療は一度始めると数年単位で続くものだからこそ、自分のライフスタイルや予算、希望する見た目の変化に合わせて、最適な方法を選ぶことが大切です。裏側矯正も含めて複数の種類から提案してくれるクリニックでのカウンセリングを受けることをおすすめします。

表側矯正(ワイヤー矯正)

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表側矯正(ワイヤー矯正)は、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を取り付け、そこに通したワイヤーの力で歯を少しずつ動かしていく、もっとも伝統的かつ実績のある矯正方法です。

豊富な臨床経験と技術の蓄積があり、現在でも多くの矯正歯科で幅広く採用されています。

メリット
適応症例が幅広い:
軽度な乱れから重度の不正咬合まで、さまざまな歯並びに対応可能。特に、大きく歯を動かす必要があるケースや、複雑な症例には効果的
自己管理が不要: マウスピース矯正と異なり取り外しができないため、装着時間の管理や装着忘れによるリスクがない
矯正期間が短くなる場合も: 症状によっては、しっかりと力がかかる分、矯正期間が比較的短く済むケースがある

デメリット
装置が目立ちやすい:
笑ったときや会話の際にブラケットやワイヤーが見えるため、見た目を気にする方には抵抗がある場合がある
痛み・違和感が出やすい: 装置が粘膜に当たって擦れたり、調整後に歯が引っ張られることで強い痛みを感じることがある
食事がしづらい: 食べ物が装置に挟まりやすく、食後の歯磨きやケアに手間がかかる。特に粘着性のあるものや硬いものは注意が必要
定期調整が必要: 歯の動きをコントロールするためには月1回程度の調整が必要で、通院頻度も高くなる

費用・期間
全体矯正の費用相場
:60〜130万円
部分矯正の費用相場:30〜60万円
治療期間の目安:約2~3年(症例により異なる)



表側矯正は、特に力強く歯を動かす必要のある症例に最適であり、確実性の高い方法です。

一方で、デメリットとしては見た目や不快感、食事への影響もあります。そのため、審美性を重視する方にはマウスピース矯正との比較検討もおすすめです。

それぞれの矯正方法には種類や適応範囲があるため、自分の希望と歯並びの状態に応じた治療選びが成功の鍵となります。

カウンセリング時には、治療のメリットデメリット費用期間をしっかり確認し、納得のいく選択をしましょう。

セラミック矯正

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セラミック矯正は、セラミック製の被せ物(人工補綴物)を歯に装着することで、歯並びや歯の色、形を短期間で美しく整えることができる審美治療です。

通常の矯正治療とは異なり、歯を動かすのではなく、削って形を整えたうえで人工の歯を被せるため、矯正器具の装着などは必要ありません。

メリット
期間が短い:
矯正装置を使わず、歯科技工物を用いるため、数週間〜1ヶ月程度で完了することが多く、他の矯正と比較しても圧倒的に期間が短い
見た目の美しさが高い: 歯並びだけでなく、歯の色や形も同時に整えられるため、総合的な口元の美しさを追求したい方に向いている
自己管理が不要: 装着時間や通院頻度の管理も少なく、忙しい方にも適している

デメリット
健康な歯を削る必要がある:
歯の表面や全体を削ってから被せ物を装着するため、不可逆的な処置となり、将来的に再治療が必要になる場合がある
メンテナンスが必要: 被せ物は年月とともに劣化することがあるため、長期的な口腔管理が欠かせない
費用が高額: 費用は1本あたり8〜18万円が相場で、複数本にわたると総額が高額になることもある

費用・期間
費用相場:1本あたり8〜18万円
期間相場:
数週間〜1ヶ月程度



「とにかく早く見た目を整えたい」という方にはセラミック矯正が向いています。

一方で、「根本的に健康な歯並びを手に入れたい」「将来の歯の健康も考えたい」という方には、マウスピース矯正など他の歯科矯正方法がおすすめです。


矯正方法にはそれぞれメリット・デメリットがあり、生活スタイルや美的感覚、治療の目的によって最適な選択は異なります。

まずは歯科医師との相談のうえ、自分に合った治療法を見極めることが大切です。

ハーフリンガル矯正(ワイヤー矯正)

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ハーフリンガル矯正は、「上の歯には裏側矯正」「下の歯には表側矯正」という2つの装置を組み合わせた矯正方法で、見た目と機能性のバランスを取りたい方におすすめの選択肢です。

特に、笑ったときに見えやすい上の歯を目立ちにくく整えながら、下の歯は安定した力をかけやすい表側装置を使うことで、治療の効率も保ちつつ審美性にも配慮できます。

メリット
目立ちにくい:
上の歯に裏側装置を使用することで、口元の印象を損なわずに矯正ができる
重度の症例にも対応可能:ワイヤー矯正の要素を取り入れているため、複雑な症例にも柔軟に対応できる
装着時間の管理不要:固定式のため、自己管理による装着忘れのリスクがない
費用が比較的抑えられる:フル裏側矯正よりも費用を抑えやすく、見た目とのバランスを重視する方には理想的

デメリット
違和感・発音への影響:
上顎に裏側装置を使用するため、舌への接触による違和感や発音のしづらさを感じることがある
見た目の面では裏側矯正より劣る:下の歯に表側装置を使用するため、完全に見えないわけではない
食事の不便さ:上下どちらにもワイヤー装置があるため、食事中に食べ物が詰まりやすくなる
定期的な調整が必要:月1回程度の通院が必要で、歯の動きを綿密にコントロールしていく必要がある

費用・期間
全体矯正の費用相場
:80万〜130万円
部分矯正の場合の費用相場:30万〜70万円
矯正期間の目安:2〜3年(症状や装置の種類により前後あり)

ハーフリンガル矯正は、「完全に見えない矯正装置がいいけれど、費用はできるだけ抑えたい」「仕事や日常生活で人前に出る機会が多い」といった方にとって、非常にバランスの取れた治療法です。

症例に応じて、治療の期間や選択肢を提案してくれる専門医と相談しながら、自分に合った矯正方法を見つけましょう。

矯正のメリット・デメリットの両方をしっかり理解したうえで進めることが、納得のいく結果につながります。

まとめ

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本記事では、マウスピース矯正をはじめとするさまざまな歯科矯正の種類やそのメリット・デメリット、治療の流れ、そして費用や相場についてご紹介しました。

マウスピース矯正は、ブラケットやワイヤーを使用せず、透明な装置を定期的に交換して歯を少しずつ動かす仕組みで、「目立たない」「痛みや違和感が少ない」といった特長があります。

特に、1本だけ動かしたいといった軽度の症例には適しているケースも多く見られます。

一方で、自己管理が必要で、装着時間が守れないと効果が出にくい点や、保険適用外であるため高額な費用がかかる場合がある点、重度の症例には対応しにくい点がデメリットです。

また、装置の洗浄や定期的な洗浄剤の使用など、衛生管理も重要です。

自分の歯並びや希望に合った治療を選ぶためには、まずは専門医に相談し、自分にとって最適な矯正方法を見つけましょう。

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