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ティースジュエリーは、歯に付けるアクセサリーでおしゃれを手軽に楽しめる一方…装着費用や方法について気になるという方は多いのではないでしょうか?
この記事では、ティースジュエリーの種類別の値段相場から、メリットだけでなく知っておくべき虫歯などのリスクやデメリットまで詳しく解説します。
安全にティースジュエリーを楽しむための歯科医院選びのポイントや施術後の注意点も紹介するので、装着を検討している方は参考にしてください。
ティースジュエリーとは?歯に付けるおしゃれなアクセサリー

ティースジュエリーとは、歯の表面に専用の接着剤でラインストーンなどのアクセサリーを装着するおしゃれのことです。
歯を削る必要がないため、手軽に始められるのが特徴です。

海外のセレブやモデルが始めたことで人気に火が付き、ヒップホップカルチャーの影響を受けたマドンナなどの芸能人が取り入れたことで、日本でも注目されるようになりました。
笑顔になったときや話すときにキラリと光る口元は、個性的なファッションの一部として認識されています。

ティースジュエリーには様々な種類があり、好みに合わせて選べます。

最も人気が高い素材は、美しい輝きが特徴のスワロフスキーです。
比較的安価でありながら高級感があるため、多くの歯科医院で取り扱われています。
より本格的な輝きを求める場合は、ダイヤモンドを選択することも可能です。
デザインは、シンプルな一粒のストーンタイプから、星やハート、蝶といったモチーフまで多岐にわたります。
これらのパーツは専門のサイトなどで販売されており、豊富な素材やデザインの中から自分だけのおしゃれを楽しめます。
【種類別】ティースジュエリーの値段相場
ティースジュエリーの値段相場は、施術方法や選ぶジュエリーの種類によって大きく変動します。
歯科医院で専門家による施術を受ける場合と、通販などで販売されているセルフキットを使用する場合とでは、料金体系が異なります。
安い費用で済ませたい場合でも、それぞれのメリット・デメリットを理解し、いくらかかるのかを把握した上で選択することが重要です。
ここでは、それぞれの値段の目安について解説します。
歯科医院で施術を受ける場合の費用
歯科医院や専門のクリニックで施術を受ける場合の費用は、ジュエリー1粒あたり3,000円から10,000円程度が相場です。
この料金には、カウンセリング料や装着技術料が含まれていることが一般的ですが、クリニックによっては別途初診料や診察料が必要になる場合もあります。使用するジュエリーの種類、例えばスワロフスキーかダイヤモンドかによっても値段は大きく異なります。
安全性を最優先に考えるなら、専門知識と技術を持つ歯医者での施術が推奨されます。
通販などで購入できるセルフキットの価格帯
通販サイトなどでは、ティースジュエリーのセルフキットが数千円程度の価格帯で販売されています。
これらのキットには、ラインストーンと接着剤がセットになっており、自宅で手軽に装着できる点が魅力です。しかし、セルフキットの使用には大きなリスクが伴います。
市販の接着剤は人体への安全性が保証されておらず、歯や歯茎にダメージを与える可能性があります。また、衛生管理も不十分になりやすく、感染症の危険もあるため、歯科専門家はセルフキットの使用を推奨していません。
ティースジュエリーを付ける3つのメリット
ティースジュエリーは、口元を飾るだけでなく、いくつかの実用的なメリットも提供します。
例えば、ホワイトニングで白くした歯に装着すると、より一層輝きを引き立てることができます。
また、歯並びのコンプレックスを目立たなくさせたり、矯正治療中の装置から視線をそらしたりする効果も期待できます。
特に矯正中でも楽しめるファッションとして、モチベーションの維持にも繋がる可能性があります。
歯を削らないので痛みなく手軽に始められる
ティースジュエリーの大きなメリットは、歯の表面に専用の接着剤で装着するため、歯を削る必要が一切ない点です。そのため、施術中に痛いと感じることはほとんどありません。
施術時間も比較的短期間で完了し、数十分程度で終わることが多いです。
歯の健康を損なうことなく、ピアスやネイルのような感覚で気軽にイメージチェンジを図れる手軽さが、多くの人に支持される理由の一つです。
歯へのダメージを最小限に抑えながら、すぐにおしゃれを楽しみたい方に適しています。
ピアスやネイルのようにファッション性を高められる
ティースジュエリーは、ピアスやネイルと同じようにファッションの一部として、個性を表現するためのアクセサリーです。
口元にさりげない輝きを加えることで、顔全体の印象を明るくし、ファッション性を高める効果が期待できます。
特にワイヤー矯正やマウスピース矯正(インビザラインなど)を行っている場合、矯正装置が目立つことを気にする方もいますが、ジュエリーに視線を集めることで装置を目立たなくさせられます。
インビザのような取り外し式の装置でも、TPOに合わせて楽しむことが可能です。
歯科医院で安全に取り外せる
ティースジュエリーは、歯科医院で専門的な処置を受けることで、いつでも安全に取り外しが可能です。
歯の表面を傷つけることなく、専用の器具と薬剤を使ってきれいにオフしてもらえます。
この取り外し可能という特徴により、TPOに合わせておしゃれを楽しむことができます。
例えば、就職活動やフォーマルな場では一時的に外し、イベントや休日に合わせて再度付け替えを楽しむといった柔軟な使い方ができます。
恒久的なものではないため、気軽に試せる点もメリットと言えます。
後悔する前に知っておきたいデメリットと潜むリスク
ティースジュエリーには魅力的な側面がある一方で、装着後に後悔しないために知っておくべきデメリットやリスクも存在します。
手入れを怠るとジュエリーの周辺が不衛生になり、汚い印象を与えかねません。
また、接着剤が劣化して変色し、歯が黒ずんで見えることや、デザインによっては見た目が変だと感じられる可能性もあります。
これらのリスクを事前に理解し、適切なケアを行うことが、ティースジュエリーを長く楽しむための鍵となります。
ジュエリーの周りに汚れが溜まり虫歯や口臭の原因になる
ティースジュエリーを装着すると、歯の表面に人工的な段差が生まれます。
この段差部分には食べかすや歯垢などの汚れが非常に溜まりやすくなり、丁寧な歯磨きをしないと細菌の温床となります。
この状態が続くと、虫歯や歯肉炎、さらには口臭を引き起こす直接的な原因になりかねません。
日々のセルフケアが重要ですが、磨き残しを防ぐのは難しく、定期的な歯科医院でのクリーニングが不可欠です。
また、ジュエリーが唇や頬の内側の粘膜に擦れて、口内炎ができることもあります。
接着剤や除去の際に歯のエナメル質を傷つける可能性
歯科医院では、歯へのダメージを最小限に抑えるため、矯正治療でも使用される歯科用の接着剤(レジン)を用います。
しかし、どれだけ慎重に施術を行っても、ジュエリーの装着時や除去時に歯の最も外側にあるエナメル質をわずかに傷つけてしまうリスクはゼロではありません。
特に、セルフキットに含まれる成分不明の接着剤を使用した場合や、自分で無理やり剥がそうとした場合は、エナメル質が大きく損傷する危険性が高まります。
セラミックなどの被せ物に付ける際も注意が必要です。
食事中や就寝中に外れて誤飲してしまう危険性
ティースジュエリーの持ち、つまり持続期間は、一般的に数ヶ月から1年程度とされていますが、これはあくまで目安です。
硬い食べ物を噛んだ際の衝撃や、無意識の歯ぎしりなどによって、装着後1ヶ月程度で外れてしまうことも少なくありません。
問題は、食事中や就寝中など、無意識のうちにジュエリーが外れてしまった場合です。
小さなパーツであるため、気づかずに飲み込んでしまう誤飲のリスクが常に伴います。
特に小さなお子さんがいる環境では、細心の注意が必要です。
【絶対NG】セルフでのティースジュエリー装着が危険な理由
市販のセルフキットを使ったティースジュエリーの装着は、専門的な知識や技術がない状態で行うため、非常に危険です。
キットに含まれる接着剤は、口腔内での安全性が確認されていないものが多く、アレルギー反応を引き起こしたり、歯や歯茎に深刻なダメージを与えたりする恐れがあります。
また、不適切な位置に装着すると噛み合わせに悪影響を及ぼしたり、矯正用のマウスピースがはまらなくなったりする可能性もあります。
衛生管理も不十分になりがちで、細菌感染のリスクも高まるため、セルフでの装着は絶対に避けるべきです。
歯科医院でティースジュエリーを受ける際の流れ
安全にティースジュエリーを楽しむためには、歯科医院での施術が不可欠です。
実際にクリニックで施術を受ける際のやり方や仕組みを事前に理解しておくと、安心して臨むことができます。
一般的な流れとしては、まず電話やウェブサイトからカウンセリングの予約を取り、歯科医師と相談しながら進めていくことになります。
ここでは、カウンセリングからアフターケアまでの具体的な手順を解説します。
カウンセリングでデザインや料金、注意点を確認
施術の最初のステップは、歯科医師によるカウンセリングです。
この場で、どのようなデザインのジュエリーを、どの歯のどの位置に付けたいかといった希望を伝えます。
歯科医師は、歯の状態を診察し、必要であればレントゲン撮影などを行って、虫歯や歯周病がないか、ティースジュエリーを装着しても問題ないかを確認します。
同時に、施術にかかる料金や、装着後の注意点、考えられるリスクについても詳細な説明を受けます。
疑問点はこの段階で全て解消しておくことが重要です。
歯の表面をクリーニングしてからジュエリーを接着
装着するデザインと位置が決まったら、実際の施術に入ります。
まず、ジュエリーを付ける歯の表面を専門の器具で徹底的にクリーニングします。
歯の表面に付着した汚れや水分、油分を完全に取り除くことで、接着剤がしっかりと歯に密着し、ジュエリーが長持ちするようになります。
クリーニングが終わると、歯を乾燥させた後、歯にダメージを与えない歯科専用の接着剤(レジン)を塗布し、その上にジュエリーを慎重に配置して光を当てて固めます。
この一連の作業は、専門家によって精密に行われます。
長持ちさせるためのアフターケアやメンテナンス方法
ティースジュエリーを装着した後は、その美しさを長く保つために日々のセルフケアが重要になります。
ジュエリーの周りは汚れが溜まりやすいため、毛先が柔らかい歯ブラシを使い、優しく丁寧に磨くように心がけてください。
研磨剤が多く含まれる歯磨き粉は、ジュエリーの表面を傷つける可能性があるため避けた方が無難です。
また、極端に硬い食べ物を前歯で噛むなど、ジュエリーに強い衝撃を与える行為は避けるべきです。
定期的に歯科医院で検診を受け、接着状態のチェックや専門的なクリーニングをしてもらうことも長持ちの秘訣です。
安全に楽しむための歯科医院選びの3つのポイント
ティースジュエリーは医療行為ではありませんが、口腔内というデリケートな部分を扱うため、施術を受ける場所選びは非常に重要です。
エステサロンのような店ではなく、国家資格を持つ専門家が在籍する歯科医院を選ぶことが大前提となります。
自宅や職場の近くといった通いやすさも一つの要素ですが、それ以上にこれから紹介する3つのポイントを基準に、信頼できるクリニックを見つけることが、安全におしゃれを楽しむための鍵となります。
ティースジュエリーの症例実績が豊富か確認する
歯科医院を選ぶ際には、ティースジュエリーの症例実績が豊富かどうかを必ず確認しましょう。クリニックの公式ウェブサイトやSNSなどに、過去の施術例の写真が多数掲載されていれば、それだけ経験と技術があると考えられます。
多くの症例を扱っている医院は、様々なデザインの要望に応えるノウハウを持っており、個々の歯の形や状態に合わせた最適な施術を期待できます。
特に札幌、東京、京都、名古屋の栄といった都市部では選択肢が多いですが、北海道などの広いエリアでも、ウェブサイトで実績を十分に確認してから選ぶことが重要です。
衛生管理が徹底されたクリーンな環境で施術を受けられるか
口腔内は細菌が繁殖しやすいため、施術環境の衛生管理が徹底されているかは、歯科医院選びにおいて最も重要なポイントの一つです。
使用する器具が患者ごとに交換され、適切に滅菌・消毒されているか、院内全体が清潔に保たれているかを確認しましょう。
施術を担当する歯科医師や歯科衛生士が、衛生的なグローブを着用するなど、基本的な感染対策を遵守しているかもチェックポイントです。
カウンセリング時に院内の様子を見学したり、衛生管理体制について直接質問したりして、信頼できる環境かを見極めることが大切です。
カウンセリングが丁寧でリスク説明をしっかりしてくれるか
安心して施術を受けるためには、事前のカウンセリングが丁寧であるかどうかも重要な判断基準です。
こちらの希望や質問に対して、専門用語を多用せず、分かりやすい言葉で丁寧に説明してくれる歯科医師を選びましょう。
特に、ティースジュエリーのメリットだけでなく、虫歯や歯へのダメージ、誤飲といったデメリットやリスクについても、包み隠さず正直に説明してくれる姿勢は信頼に値します。
また、料金体系が明確で、追加費用の可能性なども含めて事前にきちんと提示してくれるクリニックを選ぶことが、後のトラブルを避けるために不可欠です。
まとめ
ティースジュエリーは、歯を削らずに装着できる手軽なファッションアイテムですが、虫歯や誤飲といったリスクも伴います。
安全性を確保するためには、安価なセルフキットの使用は避け、必ず専門知識と技術を持つ歯科医院で施術を受けるべきです。
クリニックを選ぶ際には、症例実績の豊富さ、衛生管理の徹底度、そしてメリット・デメリット両方を丁寧に説明してくれるカウンセリングの質を重視することが重要です。
近年、審美歯科への関心の高まりからティースジュエリーを扱う歯科医院も増え、歯科衛生士の求人でも関連スキルが注目されることがあります。
正しい知識を持ち、信頼できる専門家のもとで、安全に口元のおしゃれを楽しんでください。